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津田 直 写真集「NAGA」
「NAGA」は、前作「SAMELAND」に続く、フィールドワークから生まれた写真集の第二弾となります。
密林に覆われた山道、丘陵に並ぶ竹で編まれた家々、鮮やかな色彩の民族衣装と入れ墨、闇夜の儀式、動物の顔が彫り込まれた木製ドラム、歌い踊る人影、跪き祈りを捧げる子供達…
撮影地となったミャンマー・ザガイン管区は、インドとミャンマーに跨りナガ族が暮らす地域です。奥深い山の尾根に住まう彼らは狩猟採集を中心とし、外の世界と距離を置き、独自の自然信仰を受け継ぎ生きてきました。日々山の中を歩き獲物を捕らえ、逞しく暮らす彼らの身体性や身に纏う赤と黒を基調とした力強い色彩の布地などに惹きつけられ、津田は二度に渡りナガ族の土地を訪れることになります。その中で津田は、近代化の流れを受けキリスト教文化へと変容していったナガ族の生き方と出会ってゆきます。古くはモンゴロイドに属するナガ族は、我々のルーツと照らし合わせてみても、案外かけ離れた存在ではないのかもしれません。
津田 直
1976 年神戸生まれ。ファインダーを通して古代より綿々と続く、人と自然との関わりを翻訳し続けている写真家。2001 年より国内外で多数の展覧会を中心に活動。
主なシリーズに、『近づく』(2001-2004)、『漕』(2005-2009)、『SMOKE LINE』(2008)、『果てのレラ』(2009)、『Storm Last Night』(2010)、『REBORN』(2010-)、『Earth Rain House』(2012)がある。
また最近では、現代美術のフィールドを越えて他分野との共同制作や雑誌連載、講演会、特別授業を行うなど活動は多岐にわたる。
2010 年、芸術選奨新人賞(美術部門)受賞。主な作品集に『漕』(主水書房)、『SMOKE LINE』(赤々舎)、『Storm Last Night』(赤々舎)がある。
2014 年にフィールドワークから生まれた写真集第一弾『SAMELAND』(limArt)を上梓。
大阪芸術大学客員准教授、大阪経済大学客員教授。
http://www.tsudanao.com
写真:津田 直
テキスト:飯沢耕太郎、津田直
アートディレクション/デザイン:田中 義久
発行:limArt
発行:2015年2月
サイズ:182mm x 220mm 144ページ フルカラー 65図版 日英バイリンガル
価格:3,000円+税:2/3(火)〜2/22(日)POSTでの展覧会会期中の特別販売価格
3,200円+税:2/23(月)以降の通常価格
【展覧会】会期:2015年2月3日(火)〜2月22日(日) / 会場:POST(東京 恵比寿)
※ この商品は、1冊までメール便での配送が可能です。