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柿崎真子「アオノニマス 雪」




アオノニマス 雪

雑誌や書籍で活躍する 青森出身の写真家 柿崎真子が、ライフワークとして取り貯めた 地元 青森の風景。
彼女の視線で切り取られた風景は、ときに静けさ、恐ろしさ、あるいは穏やかな表情で私たちの眼前に表れる。
カバーにすべてのページが挟み込まれた綴じられていない装釘。


  ―

身の硬直は、雪の仕業なのです。
非力さを感じ、受け身になり、肌の中へ押し寄せる畏怖。
呼吸をするだびに突き刺さる冷たい湿気。

それはまるで、”無垢”という凶器なのです。
白が白くないことも、いつからか知ってしまった。
目に見える事はささやかな一部であることも、薄々気付いてきた。
真理を隠してしまい、相手に合わせながら調和をはかってしまう。
そんな心の中を見透かされたかのように、
雪はくり返し、降り続けている。
何かを隠してくれたのか、或は見せたくないのか。

雑念に覆われた、この身も心も、無心に降る雪に触れることで、
少しは清く戻れるように、感じてしまうのです。
正しく生きたいと思う。
誠実にやりたいと願う。
だからいつだって、青森の雪に触れると、
再生するように戻されていくのです。
すべて雪の仕業なのです。


柿崎真子             (巻末コメントより)

  ―


柿崎真子 かきざき・まさこ
1977年青森県青森市生まれ。2000年秋田大学教育学部情報科学課程卒業。2002年東京綜合写真専門学校卒業。
2007年独立。以来フリーランスのフォトグラファーとして、料理雑誌や書籍を中心に活動中。
2012年6月 東京・森岡書店にて 写真展「アオノニマス雪」を開催。2012年12月青森県立美術館・コミュニティー
ギャラリーにて 写真展「アオニニマス接触」を開催。2013年7月 東京・森岡書店にて 写真展「アオノニマス肺」
を開催。kakizaki-photo.com


「アオノニマス」は造語です。青森のアオ、そしてマス目のように、匿名の景色が続くこと。
「アオノニマス」は、そんな音の響きから付けられました。


著者:柿崎真子
装幀:シンプル組合

発行:2012年12月 柿崎真子
サイズ:265 × 300mm 63ページ


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販売価格 2,500円(税込2,750円)
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